絵図の概要
○国絵図
元禄期に徳川幕府が作成を命じた尾張国絵図・三河国絵図(愛知県指定文化財)をはじめとする国単位の絵図が閲覧できます。
○郡絵図
尾張藩藩撰地誌である『尾張志』付図として、江戸時代後期に作成された尾張各郡の絵図が閲覧できます。
○村絵図
尾張藩が藩領各村に作成を命じた寛政・天保・嘉永期の村絵図や寛政期の村絵図を書写して各郡別(愛知郡・中島郡・海東郡・海西郡)に綴じた「村邑全図」、「三河国加茂郡乙ケ林村絵図」が閲覧できます。
○城下絵図
享保、宝暦、文化の各時代に作成された名古屋城下図及び『尾張志』付図の内「犬山」が閲覧できます。
○諸藩(旧県)管轄絵図(支配所絵図)
明治初期の三河国内における伊那県及び諸藩の支配状況が分かる「三河国全図」、明治初期における三河国に支配地を有した各藩の管轄図、元豊橋県・元西尾県の管轄図などが閲覧できます。
○明治期手書き絵図
名古屋市街実測原図、尾張三河道路下図面など明治期に作成された手書きの絵図が閲覧できます。
○水利土功会区域図
「水利土功会」とは、明治17年の「区町村会法」改正により設置できるようになった用水、井組の組織です。愛知県内にあった各水利土功会の区域図が閲覧できます。
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