地域資料エリア利用のご案内
更新日:2025年4月9日
1. 「地域資料」エリアと、利用上の注意点
「地域資料」エリアは3階西側の一角にあります。
下の写真のような9つの棚と、地域資料地図コーナー、2つの常設展示ケースで構成されています。ここに愛知県の地域資料(図書・雑誌・地図)が収められています。
地域資料は館外貸出ができません。館内でご覧になるか、必要箇所をコピーしてご利用ください。
2.「地域資料」とは?
愛知県図書館の「地域資料」は、愛知県全域及び愛知県に関係の深い地域に関する資料を指します。従来は「郷土資料」と呼ばれ、郷土の過去の事象について記された古い資料を主としていましたが、県域の今日的資料、将来の問題等に関する資料も含めた収集を目的として、「地域資料」と改められました。行政資料をはじめ、地図、市町村史誌、愛知県人の伝記や著作、雑誌など幅広い資料の収集、保存に努めています。
愛知県関係地域資料ポータル
愛知県図書館が所蔵する地図、電話帳、新聞のリストなどの地域資料の情報や、インターネット上で閲覧できる愛知県の資料・情報へのリンクなどをまとめました。
3.利用の多い地域資料の紹介
(1)県市町村史誌
愛知県史、県内の市町村史誌が、地域別に置かれています。各自治体の歴史を調べる上で有効な資料です。
(2)愛知県及び県内の市町村の発行する行政資料
市町村勢要覧・統計・事業報告など、愛知県内の自治体が発行した刊行物です。
(3)愛知県の地域雑誌
多くの雑誌類は2階にありますが、愛知県地域に関係する雑誌については、地域資料として3階にあります。古いものは地下の書庫にあります。市町村の広報誌もここに置かれています。また、『東海ウォーカー』『KELLY』等若干の雑誌は、「利用案内」カウンターに置かれていますので、ご注意ください。
(4)路線価図(財産評価基準書)
昭和49年以降の愛知県の路線価図(財産評価基準書)は、3階に置かれています。最新のものはカウンターに別置してあります(なお国税庁のホームページ(外部サイトにリンクします)で全国過去数年分を掲載しています)。
4.愛知県図書館デジタルアーカイブについて
愛知県図書館が所蔵する貴重な資料群をデジタル化してご提供しています。
・「絵図の世界」
・「愛知県図書館デジタルアーカイブ」
※愛知県図書館デジタルアーカイブについて(二次利用等)
5.地域資料の常設展示について
地域資料エリアの一角に展示コーナーを設けています。所蔵する地域資料から、普段目にふれることの少ない珍しい資料、貴重な資料を選んで展示・紹介しています。
現在の展示のご案内
テーマ
地域資料展示「愛知の博覧会をふりかえる」
期間
2025年3月14日(金曜日)から6月11日(水曜日)まで
内容
「名古屋汎太平洋平和博覧会」(1937年)や「第十回関西府県連合共進会」(1910年)など、愛知県の産業・文化の発展に大きく貢献した博覧会。今回は愛知県図書館が所蔵する資料の中で、明治、昭和前期に刊行された当時の資料(博覧会案内図など)を中心に展示し、愛知県で開催された博覧会の歴史を遡ります。
場所
3階 地域資料展示コーナー
ちらし等
展示資料
- 『名古屋汎太博絵葉書 第4輯』
- 『御大典奉祝名古屋博覧会鳥瞰図』御大典奉祝名古屋博覧会事務局
- 『第十回関西府県聯合共進会会場全図』新愛知新聞社
- 『博覧会物品録』博覧会主事局/[編]
など
過去の展示はこちら→郷土資料関係の展示一覧