03 旅のかたち。
更新日:2025年3月6日
ティーンのためのAichi Librarians' Choice
あるく
愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第7号のテーマは「旅!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第7号(冊子印刷用)
03 旅のかたち。
『杉原千畝 命のビザ』 石崎 洋司/文 講談社 2018.7
命のビザを発行したことで有名な杉原千畝。彼の一生は旅に満ちていました。
幼少期は韓国で働く父のもとへ。そこで外国語を使う仕事に憧れを持ち、外交官の道へ進みました。苦難はあったものの出世を重ね、満州、フィンランド、リトアニアと赴任地を変えていきます。当時の移動手段は鉄道や船なので、数日で着くものではありません。それでも千畝は行く先々でその国と日本を結ぶ懸け橋となる仕事に情熱を捧げ続けました。
現在、彼が助けた人々は「スギハラ・サバイバー」と呼ばれ、世界各地で命を繋いでいます。
(東海市立中央図書館 いまだ)
『ポケットに色をつめこんで』 エイミー・グリエルモ/文 ジャクリーン・トゥールヴィル/文 ブリジット・バラガー/絵 フレーベル館 2018.1
東京ディズニーランドの、世界旅行気分を味わえるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」。そのデザインをした女性、メアリー・ブレアの伝記絵本です。
メアリーは子どものころから、引っ越し先の新しい土地や旅行先の外国で様々な「色」を見つけては、それを自分のものとして持ち帰り、斬新な色づかいを仕事に生かしました。自分の周囲にあるものとは違うものを知ることは人生を豊かにします。いろいろなものを見て、さまざまな体験をしていこう!
(名古屋市守山図書館 弓)
『<銀河鉄道の夜>フィールド・ノート』 寺門 和夫/著 青土社 2013.6
宇宙旅行は大変そうだけど、列車に乗ってなら旅してみたい…そんな風に思ったことありませんか? この本は、言うならば『銀河鉄道の夜』の副読本、銀河鉄道のガイドブックです。『銀河鉄道の夜』は完璧なファンタジーのようですが、賢治はたくさんの自分の経験を元に非常にリアリティを感じさせる世界観を構築しています。ぜひ、この本をお供に『銀河鉄道の夜』を読み直し、ジョバンニたちとの旅をより深く味わってください。
(刈谷市中央図書館 すず)
『戦国武将巡礼の旅 名将ゆかりの城、神社、博物館、墓を巡る』 歴史魂編集部/編 アスキー・メディアワークス 2018.7
伊達政宗や織田信長などのみなさんご存じの有名な武将11名をピックアップしています。武将の生まれ育った城や町、武将のゆかりのものが展示されている博物館、埋葬されているお墓など駅からの道のりを細かく案内してくれます。特にここ東海地区では武将ゆかりの地が多いですよね。近場でも遠くへ旅をするのにも必見です!
(豊田市中央図書館 くるま3号)
『東京會舘とわたし 上・下』 辻村 深月/著 毎日新聞出版 2016.8
東京會舘は東京・丸の内に実在する、宴会やウェディングなどが行なわれるホールやレストランが入った建物です。創業は大正11年、関東大震災と東日本大震災という二度の大地震、大政翼賛会による徴用とGHQによる接収を経て、2019年1月に3代目となる新本舘がオープンしました。本作は、創業当時の旧舘(上)と、建て替えのため2015年をもって閉館した新舘(下)を舞台に、東京會舘で働く人々とゲストたちの大切な思い出を描きます。時代を超えた、おもてなしのひと時を過ごしませんか。
(津島市立図書館 ★)
<div