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02 こわくてブルブル

ティーンのためのAichi Librarians' Choice
A・L・C  あるく

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愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第13号のテーマは震える!
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会

PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第13号(冊子印刷用)

02 こわくてブルブル

星.jpg震える岩 霊験お初捕物控』 宮部 みゆき/著 講談社 1997.9

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その石は夜ごとがたがたと震えながらすすり泣くそうだ……。人にはみえないものが視え、きこえないものが聴こえる主人公お初は、ひいきにしてくださるお奉行様を助けながら江戸の町で暮らしています。能力ゆえに知ってしまう人の心の闇の怖ろしさや秘められた哀しみに心を震わせながらも,しゃっきり背筋を伸ばして向かっていくお初を応援したくなります。

(名古屋市東図書館 Y・O)

星.jpgもののけdiary』 京極 夏彦/文,石黒 亜矢子/絵 岩崎書店 2024.5

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半年前、友人の平太郎の家に化け物が出た、とのうわさが立った。怖がりな「僕」は騒ぎがおさまってから平太郎のもとへ行き、その時のことをたずねた。平太郎は化け物が出たときのことを語って聞かせてくれるのだが、何が出ても「くだらない」、「意味がわからない」、「変だというだけ」と、当の本人はまったく意に介していない様子。あげくのはてに「放っておいて寝た」とまで!
一つ目の大男や生首の女など、おどろおどろしいものが毎日現れたらおかしくなりそうなものだが、平太郎は始終、このメンタル。あまりにも肝が据わりすぎている。しかしそんな平太郎でも、勘弁してほしいと思う日があった様子。それはいったい何だったのか。また、なぜ平太郎の家に化け物が出たのか。気になった方は、ぜひ読んでみてください。

(津島市立図書館 ふわふわあざらし)

 

星.jpgホロヴィッツ ホラー』 アンソニー・ホロヴィッツ/著,田中 奈津子/訳 講談社 2022.10

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9人の中高生が体験するホラー9編を収録した短編集。
心霊はもちろん、ヒトコワ、都市伝説など様々なジャンルのホラーをこの1冊で楽しめます。私のおすすめは「黄色い顔の男」。駅に設置されていた証明写真機で撮った写真に写っていたのは…?イギリスのミステリー作家・アンソニー・ホロヴィッツによる巧みなストーリー展開で、どのお話もストーリーが進むにつれ、ページをめくる指が「震える」…でもめくらずにはいられない!!ゾクゾクする体験をぜひ味わってみてください。

(東海市立中央図書館 かえる)

星.jpgおろしてください』 有栖川 有栖/文,市川 友章/絵 岩崎書店 2020.1

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裏山を探検していたら、道に迷ってしまった主人公の男の子。歩き回るうちにたどり着いたのは、小さな「比良坂駅」。
そう、わかる人はきっとここで回れ右をして他の手がかりを探すでしょう。けれど知らない男の子は、街に出られると信じてやってきた電車に乗り込みます。次の駅をたずねたいけれど、車掌さんはやってきません。やがてトンネルをすぎると、ほかのお客さんの様子が少しおかしくなってきて…。
鉄道好きなミステリー作家による、怪談えほんです。

(津島市立図 ★)