04 迫る危険にガタガタ
更新日:2026年2月17日
ティーンのためのAichi Librarians' Choice
A・L・C あるく

愛知県内の図書館員が、ティーンのみんなにオススメの本を紹介するよ!第13号のテーマは「震える!」
編集:愛知県公立図書館長協議会ヤングアダルトサービス連絡会
PDFファイルはこちらから→A・L・C あるく 第13号(冊子印刷用)
04 迫る危険にガタガタ
『サクラサク、サクラチル』 辻堂 ゆめ/著 双葉社 2023.7

高校三年生の染野(そめの)高志は過剰なまでの両親の期待を背負い、東大を目指していた。部屋に閉じ込められ、時には暴力を振るわれていたが、自分が悪いからだと思い込み、勉強漬けの日々を送っていた。しかしある日、同じクラスの星愛璃嘉(ほしえりか)にそれは「虐待」だと指摘される。星は貧困家庭で育ち、親からネグレクトを受けていた。
状況は違うが、“普通じゃない”と気付いた二人は、復讐計画を実行することにする…!!
(名古屋市千種図書館 キコ)
『本当に危ない闇バイトの話 あの時こうしなければ…』 廣末 登,芳賀 恒人/監修 金の星社 2024.12

2025年2月、高校生がミャンマーに連れて行かれ、闇バイトに加担させられた事件が発覚。それ以降も、同じようなケースが続きました。ここまで大事ではなくても、身近なところに罠は潜んでいます。一つハッキリしているのは、「うまい話にはウラ=闇がある」ということです。一歩間違うと犯罪者の仲間入り。皆さんも後悔で打ち震えることが無いよう、注意しましょう…。実話に基づくマンガ、全9話を収録しています。
(名古屋市中村図書館 るんくる)
『ババヤガの夜』 王谷 晶/著 河出書房新社 2020.10

日本人で初めてイギリスのダガー賞を受賞した『ババヤガの夜』。
主人公の新道が繰り出すグロテスクでありながらもどこか爽快な暴力は、グロが苦手な落花生2号でも怖いもの見たさと勢いで読む手が止まりませんでした。クライマックスの展開からは目が離せません。
暴力を振るうことでしか生きていけない新道依子と、新道が護衛するヤクザの一人娘、内樹尚子が迎える結末を見届けてください。
あとがきで筆者が「一番力を込めた」と語るだけあって、暴力の描写は本当に震え上がるほどでした。
(岡崎市立中央図書館 落花生2号)
『ジョーカー・ゲーム』 柳 広司/著 角川書店 2008.8

世界大戦期に、帝国陸軍内に設立されたスパイ養成部門“D機関”。率いるは「魔王」と呼ばれる結城中佐。常人離れした頭脳と肉体を持つ訓練生達がスパイとして世界で暗躍する様子を描いたミステリー短編シリーズです。派手なアクションはなく、静かにひりつくような雰囲気の中、裏の裏の裏をかくギリギリの駆け引きに唸ります。続編3冊もあり、アニメ、映画、舞台、漫画と様々にメディアミックスされていますので、ぜひそちらも楽しんでください。
(愛知県図書館 きりん)
